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今日も歩いて食べてます。


by atika112
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続・アッティが行く とある雑誌にエッセイ執筆中

華人の友達とダブルデート




中間層以上の人が行くショッピングセンタージャスコ。
日本では郊外の大ショッピングセンターだけど
あちらでは結構週末におめかししていく(当時)場所。

映画とマック。
高校生の時以来。アッティ24歳。
テリヤキバーガーならぬ、「SAMURAIバーガー」を注文する。

アランとは図書館の最上階で出会った。
マレーシアの図書館はとにかく寒くって、どこにいても凍えそうだった。
(もしアジアの暑い国に旅行する時はぜひ一枚はおるものを持っていかれることをおススメします。)
ブラウスに赤いカーディガン、あんまり英語をしゃべることができない、色の白い日本人は
とっても「スィート」なのだそう。
10人並みの容姿のアッティも、マレーシアでモテナカッタわけではない。

個人的にというよりは、グループで何度かデートを重ねる。
映画にライブ、ご飯。やっぱり高校生っぽい、マレーシアの大学生。

ダブルデート中の出来事。
映画の一場面で、女性の生理用品「ナプキン」のコマーシャルが登場。
彼たちにとって、まだ慣れないシロモノらしい。
「ああいうのイヤなんだよな」と華人のロック少年ウェンホン。
黙っているアンニュイな読書青年アラン。
2人は、マレーシアで東京大学に匹敵するマラヤ大学で、
しかも工学部の主席と次点で入学。
某石油会社の奨学金をもらって大学に通っている。
マレーシアでも学部に序列はある。
工学部超エリート。科学技術万歳立国。

ちなみに、マレーシアでは、公的奨学金はマレー人に
私的な奨学金は華人にというのが慣例。
エスニック集団が多様である国だからこその複雑な事情。

ところで、アッティ、合コンの企画大好き。
マレーシアでも本領発揮したい!
一押しの日本人留学生を連れてアランたちとのダブルデートへ。
当時あんまり英語に自信がなかったこともあり、
現地の方より日本人をセレクト。

でも、男にモテル女やその逆、その他にもいろんな組み合わせはあるけれど、
女が好む女を男が好むわけではないという、へぼい通説は、
マレーシアの彼たちにも当てはまった。

あれから随分経った。
現在、アランはマレーシアの超有名私立大学の講師。
ロイホンは、イギリスの超有名大学に留学。
その後、発展せず、連絡も途切れ途切れになったのは惜しい限り。
玉の輿・・・玉の輿・・・玉の輿・・・。
連絡しなきゃっと。

思い返せば、マレーシアで謎めいた日本人留学生に
興味深深で近寄ってくる人たちの中に、
マレー人の年頃の男の子はいなかった。

近寄ってくるマレー人あるいはムスリム男性と言えば、
勉強しすぎてあんまり見た目を気にしない大学院生(失礼!)とか
ガッコの老センセとか、
屋台のインドネシア人とか
日本語勉強したい男の子とか。
その中にアッティのおめがねに適う男の子はいなかった。
なんでだろう・・・。つづく。
by atika112 | 2005-11-09 14:06 | 旅食(マレーシア他)